塾におすすめの貸店舗の選び方

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≪事務所仕様の居抜き物件なら塾も開業しやすい≫

新しく塾をオープンさせるときに気がかりなのは、生徒が集まるかどうかでしょう。
確かにそれも重要ですが、物件選びも非常に重要です。
駅から遠い場所では通いにくいものですし、あまりに辺鄙な場所では生徒が行き帰りに危険な目に遭うかも知れません。
生徒が塾を選ぶ基準は、講師の質やカリキュラムの内容ばかりでなく、場所や物件そのものであるケースも多いのです。
契約した物件の前の入居者が、他業種であったというケースは多いものです。
その場合は、生徒の机やイス、ホワイトボード、コピー機、パソコンやプリンタなど、
塾に必要な備品は自分で用意しなくてはなりません。
それらの調達には費用や手間がかかるでしょう。
まっさらな状態の物件は、気持ちを新たにしてオープンするには良いのですが、
人によっては煩雑すぎる準備が面倒に感じられることもあるかも知れません。
これがもし居抜き物件であれば、もっと楽に塾の開業ができるはずです。
もし前の借主が塾として使用していた物件が居抜きOKとなっている場合、
コピー機や机、イスなどの備品がそのまま使える可能性が高いのです。
居抜きの条件については事前にしっかり確認しないとトラブルのもとになりますが、
確認事項や疑問点をきちんと解決したうえで契約すれば、コストをおさえての開業も夢ではありません。

≪塾で使用する物件選びは慎重に≫

塾で使う物件を借りる際の立地条件としては、良く目につく場所がおすすめです。
人通りの多い通り沿いなどが望ましく、塾の存在を告知する必要があるからです。
看板をきちんと出すことは常識ですが、何年か後には合格実績などのデータを掲げるのも効果的でしょう。
もし良さそうな場所が見つからず、少し裏通りに入るような場所になった場合は、それこそ看板が重要になります。
また、塾は子どもを対象にしたサービス業でもあるので、
未成年者にとって不適切な施設がある繁華街などは、常識から言っても避けるべきです。
他にも留意すべき点としては、送り迎えの自動車を停めるスペースがあるかどうかです。
駐車場は必ずしも必要ありませんが、迎えの時間に自動車が何台も停まることで、
近隣に迷惑をかける場合があるからです。
これらの諸条件にすべて合致した居抜き物件なら理想ですが、現実にはそういった居抜き物件は少なく、成約は難しいものとなっております。
しかし、事務所仕様として公開されている物件であれば、設備等も整っていることが多く、
大幅なコストカットも望めるため、塾の開業に適していることが多いのです!
物件選びのコツをおさえ、予算や自分のこだわりと慎重に相談しながら、より良い物件を探してください!