異業種でも居抜き物件で開業費用を安くできる

oyakudachiImg-9

≪異業種でも居抜き物件の活用で開業費用を抑えられる≫

居抜き物件を活用する際に意識するのは、以前の借り主が同業種だったかどうかですが、
もし異業種であったとしても、あまり気にする必要はありません。
元々スーパーの店舗だった物件を学習塾として使う、などはおすすめできませんが、
似ている業種であれば有効利用できることがあるのです。
飲食店は水道やガス、電気を使うので、それらが備わった物件を探すことになりますが、
飲食店以外でこれらの設備を備えている物件は少ないかも知れません。
しかし、以前クリニックだった物件を、エステサロンの店舗として利用することは十分可能です。
異業種ではありますが、双方の業務において人の流れやレイアウトに共通点があり、
クリニックの備品の中に引き継いで使用できるものがあったりするからです。
大事なのは、互いの業務になじむ要素が多いかどうかで、もし似通った面があれば、
詳細を確認し条件交渉を行う余地があるでしょう。

≪開業費用削減のために居抜き店舗を見つける≫

開業費用は、起業の際に重くのしかかるものなので、何らかの方法で削減する努力は大切です。
様々な方法のうち、居抜き物件を探すのは、誰もが行いやすく効率も良いものです。
理想的な居抜き物件となると、必ずしも見つからないケースはありますが、
そこで諦めず、多少でも類似点がある居抜き物件が見つかったら、検討してみるべきでしょう。
もしかすると予想以上に活用できるものであったり、内装工事が不要だったりするかもしれません。
開業費用を少しでも抑えるためには、ある程度の妥協も必要ですが、
その選択が正しいかどうかはしっかり考慮の上で契約してください。
「居抜き物件=お得」という短絡的なイメージに固執すると、逆に開業費用がかさむこともあり得ます。
居抜き物件は、上手に活用することで開業費用をかなり節約できるので、
情報収集を欠かさないことをまずは心がけましょう。